*赤字はコストコ食材
朝:お雑煮
今年も例年同様、お雑煮はなしにするつもりだったのが、年末に土井善晴先生の本に感銘を受け、「やはり、日本の伝統は大切にせねば」ということで、十数年ぶりにお雑煮を作りました。
消化器が極端に弱いので、食べた後に胃もたれするお餅があまり好きではなく、夫もお雑煮に何の関心もなかったために作らずにいたら、いつのまにか元旦は白ご飯をいただくのがわが家の伝統になってしまっていました。
夫の実家では三が日は白味噌のお雑煮とのことだったので、白味噌のお雑煮を作りました。
このためにわざわざ金時人参を購入。金時人参を買ったのは、人生初めて。1本150円もするのですね。まあ、縁起物ですからね。
伝統を守るはずが、突然、タンパク質がないのはさみしいような気がして、冷凍保存してあった自家製の鶏団子を浮かべました。タンパク質を気にするのは、近年の世界共通の流れ。コストコの商品のパッケージにもよく、Protein 10g とか大きく書いてありますね。ここで、はやくも伝統から逸脱。
そうして用意した2022年最初の食卓。
「あけましておめでとうございます。いただきます」
一口食べて、「うん?うーん」
夫に「こういうもの?」と聞くと、「こういうものだよ」という返事が。
「そんなにすごーく美味しいものでもないね」と言うと、「こういうものだよ」と同じ返事が。
まあ、こういうものなのでしょう。
伝統にのっとって、一度食べたら十分かな。鶏団子がなかったら、さらに味気なかったことでしょう。
昼:オリーブの炊き込みご飯、おでん
朝のお雑煮が、切り餅1個だけだったので、早々とお腹が空いてしまい、前日に仕込んだおでんを「ちょっと味見」するつもりが、どんどん食べてしまいました。
おでんは前回、土井先生のレシピの通りにつゆを作り、具材も土井先生の指示どおりに丁寧に下ごしらえしたら、今までで一番美味しい仕上がりに。
それまでの私は、つゆはヒガシマルのうどんスープや白だしを適当に活用し、具材はただ切って煮込むだけでした。
でも、下茹でした大根は、味しみが全然違う!練り物は、お湯をかけて油抜きすることで、つゆが濁らない!
夫も、「こんなに美味しい大根は初めて」と大絶賛。料理にとても丁寧に手間をかけていた義母ですが、なぜか大根の下茹でなどはしなかったらしい。義母は料理本を読み込んで料理を覚えていったらしいのですが、夫曰く、「料理本の、その箇所だけ読んでいなかったのかも」。
今回も同じように下ごしらえをしましたが、残念ながらつゆが、最初の時のような感動的な美味しさではありませんでした。
前回は、コストコの花がつおだけをふんだんに使ってだしを取ったのですが、今回は、土井先生のアドバイスどおりにさば節等を混ぜたせいかも?敬愛する土井先生の指示にそむくことになりますが、好みはさまざまですからね。次は、また花がつおオンリーにしてみましょう。
オリーブの炊き込みご飯は、コストコのフレッシュオリーブとにんにくのすりおろし、塩ひとつまみを入れてご飯を炊き、仕上げにオリーブオイルを垂らしたもの。びっくりするほど美味しくできました。
夕:自家製キッシュ
一昨日作ったキッシュの残りをレンジで温め、魚焼きグリルで焼いて皮をパリッとさせていただきました。
朝はお雑煮、昼はオリーブの炊き込みご飯、夜はキッシュと、まるで一貫性というものがなかった1月1日の食卓でした。
2 件のコメント:
サツキさん、今年もよろしくお願いします。
おでんにうるさい私が来ましたよ(笑)
私は自己流ですが、基本は土井先生と同じで安堵してます。
私のコツは沸騰させずにコトコト煮る事ですね。
沸騰させると汁が濁るんですよね。
毎回食卓日記楽しく見させて頂いています。
今年も楽しみにしています。
さつきさん
こちらこそよろしくお願いいたします。
おでん、沸騰させたらあかんのですよね。
私も気を付けていたはずなのに、今回気付いたらグツグツ沸騰してました。
つゆが濁る原因なんですね。
次はもっと注意します。
最近なかなかコストコ行けずもどかしいですが、
お買い物の際にはさつきさんのブログ参考にさせていただきます。
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