わが家の白いわんこさんは、アレルギーの関係で、若い頃からずっと手作りご飯を食べています。
手作りご飯の材料として長年重宝してきたのが、コストコ人気商品の一つである「さくらどり むね肉」。
価格が100g40円台とかなり手頃な上、なかなかの高品質。他のむね肉も試してみて、アクや身の引き締まり具合に明らかな差を感じて以来、白いわんこさんのご飯のメイン食材として利用してきました。
犬用のおやつとして広く使われているのはササミですが、ササミはリンの含有量が多く、むね肉の方がリンとカルシウムのバランスに優れているというのも、メインの食材にしていた理由の一つです。
が、最近いろいろあって手作りご飯の内容を見直すことになり、むね肉メインで回すのではなく、もも肉やラム、豚肉、牛肉、魚などもっとこまめに、いろいろな食材を取り入れる方向に転換することにしました。
わが家は夫が鶏肉全般をあまり好まず、私もむね肉よりは手羽元や手羽先が好みなので、白いわんこさんが食べないなら、コストコの大容量パックは冷凍庫を圧迫するだけ。
長年にわたりわが家の定番だったさくらどりに別れを告げることにしました。
さよなら、さくらどり。
さらに、さくらどりからの卒業を後押ししたのが、さくらどりが「抗菌剤・抗生物質不使用」のいわゆる「無投薬飼育」ではないということ。
このことは、今回ご飯を見直すまで、全く意識していませんでした。
コストコに直接メールで問い合わせたのですが、抗生物質は使用しているとのこと（ホルモン剤の使用はなし）。
けれども、7日間の法定休薬期間より長い10日以上の休薬期間を守っていると教えていただきました。
法律で定められている以上の休薬期間なので、抗生物質の残留を心配する必要はないと思われます。
私は、自分が食べる分については、抗生物質不使用に全くこだわりはありません。
でも、白いわんこさんは、毎日が肉メインの食事で、しかも体重は人間の10分の1以下。
ラムや豚肉、牛肉まで、オーガニックなものにこだわることは無理なので、せめて鶏肉は無投薬にこだわりたい。
もちろんコストは、格段に跳ね上がります。
近所のスーパーや生協など無投薬の鶏肉についていろいろ調べたところ、一番安いのがイオンが取り扱っている抗生物質不使用の純輝鶏（ジュンキケイ）で、むね肉100g98円。さくらどりの倍以上のお値段になります。
ローカルスーパーの阪急オアシスで取り扱っているブランド鶏の南部どり（アマタケのサラダチキンといえば、ご存じの方も多いかも？）だと、むね肉100g138円。さくらどりの3倍以上。
コストコがオーガニックな鶏肉を扱ってくれるのが一番いいのですが、カスタマーサービスにオーガニック商品の取り扱いについても尋ねたところ、あいにく現在はそういう情報はないとのことでした。
以下雑記。
ご飯を見直すきっかけになったのが、獣医さんに「痩せすぎ」を指摘されてしまったという、飼い主にあるまじき痛恨の失敗なのですが、ご飯を見直してからメキメキと太り、今では理想体重に戻りました。
手作りご飯の栄養強化に特に役に立ったのが、ママクックさんのフリーズドライのレバー。完全無添加で国産の安心安全な商品です。
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自分でレバーを調理するのはなかなかハードルが高いのですが、フリーズドライなら簡単に与えられます。
もちろん、おやつやフードのトッピングとしても使えます。特に、食いつきが悪いわんこさんに大評判のようですよ。
なお、メーカーさんに電話で尋ねたのですが、フリーズドライは生の重量の4分の1になるとのことです。
白いわんこさん、太ると同時に、元気も爆発。お散歩の足取りが力強くなり、距離も時間も増え、もともと早足だったのが時々疾走することも。「もう年だから」と思っていたのは、単にご飯の質が悪かったのか……
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| お耳がダンボになったよ！ |
そしてもう一つ、体力の向上とともに、気も強くなった！
去勢済みのオス犬は、未去勢のオスに大変好かれることが知られており、去勢済みの白いわんこさん（正確には、白いわんこさんのおちんちん）も、未去勢のわんこくん達の間でモテモテ……
お友達のダックスくんが白いわんこさんの股ぐらに貼りついてしまい、どうやっても離れてくれないので、あきらめてそのままの体勢でお散歩、なんてこともあったぐらい。白いわんこさんは、そのお友達がすごく好きだったので、怒ることなく受け入れていたようです。
が、つい先日、久しぶりにお友達のヨーキーくんに会い、いつものごとくそのヨーキーくんが白いわんこさんの股ぐらを狙ったところ、白いわんこさんがヨーキーくんの背中に前足をかけて、動きをガード。何度挑まれても、はねのける。
これまでは、「はあ、もう仕方ないなあ」という感じで、されるがままだったのに、今回は絶対股ぐらに近寄らせない。
でも、そのヨーキーくんのことは好きなので、「そっちじゃなくて、お口をチュッチュしようよ」と顔を近付ける。
股ぐらを狙うヨーキーくんと、お口を狙う白いわんこさんの攻防が続き、先に音を上げたのがヨーキーくん。白いわんこさんから離れてなぜか私に甘えかかり、「おばちゃん、ぼく、ちまんないんだけど」と訴えてきたのがとても可愛かったのでした。
追記：
最近読んで、とても役に立った手作りご飯の本は「スプーン1杯からはじめる 犬の手作り健康食」という本。完全な手作りレシピだけでなく、フードのトッピング用レシピも載っているので、フードメインのわんこさんにも役に立つと思いますよ！
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