コストコのソーセージと言えば、ジョンソンヴィルの商品が代表的な存在。
でも、ジョンソンヴィルは、どうも味がきつすぎて、わが家の好みではなく、一度購入しただけで終わっていました。
それが今回、添加物を一切加えていない商品を発見！
原材料は、「豚肉、牛脂、食塩、砂糖、オニオンパウダー、胡椒、豚腸」といたってシンプル。
保存料や化学調味料、着色料などの人工添加物は一切加えられていません。
コストコで買える無添加の加工肉食品といえば、わが家も何度か購入したジョーンズが圧倒的に有名で、このWHITE SMOKEというブランドは初耳です。
でも、パッケージおもてに「NUMBER 1 IN TEXAS」（テキサスでナンバーワン）と書いてあるので、テキサスの小さなファミリービジネスのメーカーかしら？と勝手に思い込んで購入しました。
ところが一昨日、さあ調理して食べてみましょうとパッケージの裏面をよくよく眺めて驚愕！
なんとなんと、製造者の欄には「The Better Table株式会社 埼玉県八潮市云々」と書いてある。
埼玉県？
さいたま？
さいたま！
社名こそアルファベットですが、作っているのは埼玉の会社。バリバリの国内メーカーさんでした。
「ナンバーワン・イン・テキサス」なんて書いてあるものだから、てっきりテキサスのメーカーかと思ってしまいましたよ。
ネットで検索してみたところ、このWhite Smokeというブランドは、東京麻布に日本初のテキサスバーベキューを扱うレストランをオープンしたクレイグ・ホワイトさんが、自社工場を設立して生産している商品なんだそう（参考：オイシックスのサイト）。
なるほど納得。ナンバーワン・イン・テキサスというのは、「オレっちのソーセージは、テキサスナンバーワンだぜい！」という心意気の表れだったのですね。
さて、この商品、加熱済みということでそのままでも食べられるそう。もちろん焼いた方が美味しいに決まっているので、フライパンで焼いていただきました。
油をひく必要はなし。牛脂が入っているからでしょうか、じっくり焼いているうちにどんどん脂がしみ出してきて、その脂でじゅわじゅわ、表面がフライされていきます。
たっぷり残ったソーセージの脂で、揚げ焼きで目玉焼きを作ったら、黄身はとろーり、白身はカリカリッとして、とても美味しかった！
肝心のソーセージは、パツパツの豚腸に、やや粗挽きのお肉がぎっしり！
その肉肉しいこと、肉肉しいこと！
ブリブリっとした歯触りを楽しみながらギュッギュと噛みしめるごとに、お肉のうま味がジュワジュワッとしみ出してくる感じ。
原材料がシンプルなだけに、お肉の美味しさがダイレクトに感じられます。使われているのはカナダ産ポークだそうですが、肉特有の臭みは一切なし。素材の良さが伝わってきます。
これは、お上品に小さなお口でちょびっとかじるのではなく、ガブリと大口開けて豪快にかじりとるのがオススメ！フライパンで焼いただけでも、バーベキューのようなワイルドさが楽しめますよ！
ただ、味付けは、かなり塩分がきつめ。このソーセージだけで十分味が濃いので、薄味がお好みの場合、付け合わせの目玉焼きや野菜は、極力薄味にした方がよいと思います。
あるいは、このまま食べるだけでなく、この塩分と脂を生かしてパスタの具材にしたりじゃがいもと炒め合わせたりするのもいいかもしれません。
あと、私も夫も、燻製のようなスモーキーさは感じなかったので、燻製っぽい風味を期待するとちょっとアテが外れるかもしれません。
というわけで、日本にいながらにして、本場テキサスの味がコストコならではのリーズナブルなお値段で味わえる無添加ソーセージ、めちゃくちゃ気に入りました。
コストコでリピしたいと思える商品がまた一つ増えました。
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