マッキーズはスコットランドのメーカー。以前購入したポテトチップスもマッキーズの製品でした（過去記事：リンゴとポテチはやっぱり国産の方がいいと思った話～つやつやリンゴの「ピンクレディ」とマッキーズのポテトチップス）。
スコットランド産の製品のように、あまり日本では一般的でない商品が手に入るのは、コストコならでは。こういうワールドワイドなところが、コストコの大きな魅力ですね。おまけにお値段も、同じような輸入商品をネットや他の小売店で購入するよりかなり安いことが多くて、お財布にとても優しい。
コストコのアイスクリームと言えば、カークランドシグネチャー（KS）のスーパープレミアムバニラアイスが有名ですが、何しろ1.89リットル×2個と大容量なため、シェアするアテと冷凍庫の余裕があるときしか購入できず、ここ数年は一度も購入していません。
マッキーズなら、2リットルのパッケージ1個で済むので、シェアのアテがなくても買いやすい、というわけで早速購入しました。お値段は、998円です。
2リットルサイズと言えば、イオンのトップバリュブランドのバニラアイスに2リットルサイズが出ているので、イメージしやすいのではないでしょうか。
左上部の小さなタブを引きちぎると、そこから簡単に開けられるようになっています。
英語で「開封するには、タブをちぎってね」と書いてありますが、ちょっと分かりにくい。
開封してみると、機械の絞り出し口からムニュムニュっと絞り出された形跡が残るアイスクリームが。
外見は、とってもクリーミー。そして、白い。KSやハーゲンダッツ、レディボーデンなどのバニラアイスよりも、見た目からして白い。
いかにも、「ミルクのアイス」という感じです。
スプーンを入れてみて驚いたのが、KSやハーゲンダッツなどのバニラアイスより、ずっと柔らかいということ。スプーンがすーっとラクに入るソフトさです。
なお、日本語表記にはありませんが、英語表記には「食べ方」として「クリーミーな味わいとスムーズな食感を楽しむために、少し柔らかくなるまで待ってね」と書いてあります。
アメリカのドラマには、巨大なアイスクリームのパックを抱えて、豪快にガッガッとスプーンを入れて食べている光景がよく出てきますが、容器から直接食べるのではなく、お行儀良くお皿に移して柔らかくなるのを待った方がよさそうです。
お味は、とても上質なクリームで作られたミルキーなアイスという感じ。甘さはかなり控えめ。
ミルキーな味が好きな夫は、とても気に入ったようです。
ミルキーでありながら、全体的に、KSやハーゲンダッツのバニラアイスに比べてあっさりした印象です。
これは、乳脂肪分がKSやハーゲンダッツに比べてかなり少ないせいかもしれません。数字で見ると、KSが16.0％、ハーゲンダッツが15.0％なのに対し、マッキーズは9.4％。
したがって、カロリーも他のバニラアイスに比べて控えめ。KSのバニラアイスが100gで260kcal、ハーゲンダッツが110mlで244kcalなのに対し、マッキーズは100gで174kcalと驚くほど低カロリー。
原材料はすべてオーガニックですし、ミルク風味のクリーミーなアイスがお好きな方は、きっととても気に入られると思います。
が、このブログを何度か読んで下さった方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、私は実はミルキーな風味がかなり苦手。
アイスもロールケーキもプリンも、卵黄が強いものが好き。ちなみに、ハーゲンダッツは卵脂肪分が0.8％、KSは0.6％、マッキーズは0.5％。
単体では、あまり楽しめないのではないか…という予想が見事に的中してしまいました。
が、苦手なことがほぼ分かっていて購入したのは、ある目的のために使いたかったから。
熱いエスプレッソをかけた、アフォガードです。
これが、めちゃくちゃよく合う！
ふんわりクリーミーで空気を多く含んでいるせいか、エスプレッソがとてもよく浸透します。
KS、ハーゲンダッツ、レディーボーデンの場合、アイスの外側をエスプレッソが伝って流れ落ちていく感じでしたが、マッキーズの場合、中まで染みこんでいく感じです。
さらに、脂肪分が控えめであっさりしているため、エスプレッソの苦みを邪魔することなく、よく引き立ててくれます。
わが家では、バニラアイスで作るアフォガードよりも、こちらのミルクアイスで作るアフォガードの方がはるかに気に入りました。
夏は、アイスコーヒーに浮かべてもよさそうです。
期間限定商品なのかどうか分かりませんが、冷蔵庫に常備しておきたい定番商品になりそうです。
ちなみに、エスプレッソは、コストコで激安価格で買えるネスプレッソの互換カプセル「カフィタリー」を使っています（関連記事：ネスプレッソの互換カプセルもコストコなら超お買い得）。
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