2020年2月10日月曜日

さすがにデカすぎて、冷蔵庫ストレスがマックスに!夫婦2人世帯にはオススメしないコストコの「ヤマキ御徳用花かつを」

わが家では長年、おみそ汁のだしを取るのに、博多名島屋の「新だし」というだしパックを使っていました。

コストコでは、50パックで1,300円ちょっとのお値段。1袋26円ほどと大変リーズナブル。


原材料は、かつお節、うるめいわし煮干、もろみ、昆布のみ。化学調味料無添加で、砂糖や塩も一切添加されておらず、使われている紙パックは無漂白と、安心して使える商品です。

おみそ汁の場合は、水と具と一緒に煮込むだけのお手軽さで、結構しっかりしただしが出ます。

が、この新だし、時々品切れになります。昨年も一度品切れになり、ストックがなくなるかも…ということで、念のために業務スーパーの「混合削りぶし」(さば、いわし、あじ、かつおの4種混合。250g入りで285円)を購入しました。

だしを取った後にポイと捨てるだけのパックだしとちがい、わざわざ削り節をすくって捨てる(わが家には、だし取り網すらなくて、百均のあく取り網で代用)のはめんどくさいな…と思っていたのですが、ちゃんと昆布と削り節からだしを取ると、おみそ汁がびっくりするほど味わい深くなりました。

というわけで以来、もっぱら自分で昆布と削り節からだしを取っています。

ただし、毎回毎回、「弱火で昆布をことこと煮出して沸騰する直前に引き上げ、削り節を入れてさらに数分、弱火で煮出す」という正攻法でやるのはやっぱり、少々めんどくさい。

そこで、昆布だけ前日から水に漬けておき、削り節を豪快に放り込んで圧力鍋(わが家の圧力鍋は、活力鍋という商品)でシュシュー!と加圧して一気に2日分のだしを取るという、いささか乱暴な方法でやっています。

また、だしをこす作業は、スープこしを買ったおかげで手間が一気に減りました。

茶碗蒸しやプリンの卵液も、ザルで代用せずにスープこしでこすと、なめらかさが格段に上がりました。

料理では何一つ義母にかないませんが唯一、プリンだけは、夫が「さつきちゃんの方が上」と認める出来映えに。それもこれもすべて、活力鍋とスープこしのチカラ。何もかも丁寧な義母なのに、なぜかプリン液だけは、こしていなかったそう。

道具って、大事!

ちなみに私が買ったスープこしは、こちら。大変しっかりした丁寧な作りです。1,000円弱の出費で一生、「めんどくさい」感を解消できると思えば、お安いものです。



こうして、「だし取りライフ」に乗り出したちょうどその頃に、コストコで花かつおの大袋が100円引きになっているのを発見!

ヤマキの「御徳用 花かつを」という商品です。500g入りで通常価格1,298円を1,198円で購入しました。


Amazonでは、同じようなヤマキの業務用花かつおが1,728円(定期おトク便で15%割引適用でも1,469円)で売られているので、コストコなら、通常価格でもかなりお得です。

「わあ!安い」と喜び勇んで購入したのですが…

忘れていました。有名コストコブロガーの方がいみじくも指摘されたように、「コストコの商品は、家に持ち帰ると巨大化する」ことを。

おまけに、このヤマキの商品、開封後は「要冷蔵」。

パッケージの裏面には、「開封前 常温保存/開封後 冷蔵保存」という注意書きが赤字でデカデカと印字されています。

ただでさえ、ふんわり空気を含んでカサのある袋を冷蔵庫に入れたら、棚の半分が埋まってしまう!

かつお節が要冷蔵なんて知りませんでしたが、ネットで調べてみたところ、常温保存だとカビが生えたりすることもあるそう。

一番よいのは冷凍保存らしいのですが、コストコ商品でパンパンのわが家の冷凍庫には、そんなスペースは望むべくもない。

仕方なく野菜室に入れて保存していましたが、野菜室の上の段の半分が巨大なパックに占拠されてしまい、かなりストレス。

商品自体は、力強い味わいが特徴の業スーの混合削り節とはまた趣の異なる、繊細で上品なかつおだしがとれて大満足だったのですが、使い切るまで冷蔵庫のスペースを圧迫されるストレスが大きすぎて、たぶんもう二度と買いません。

人数が多くて消費ペースが速いご家庭や冷蔵庫が大きいご家庭向きの商品だと思います。

後日追記:「デカすぎる!もう二度と買わない!」と書きましたが、一度この上品な香りの出汁に慣れてしまうと、もう業スーの削りぶしには戻れず……結局、わが家の定番品になっています。



ちなみに、わが家はキッチンが狭く、冷蔵庫は415リットルのスリムタイプしか置けません(ぶうぶう)…と書いていて、ふと一般世帯の冷蔵庫の容量が気になって調べてみたら、2人世帯の基本的な容量は、

70リットル×2人分(家族の人数)+常備食材100リットル+予備スペース70リットル=310リットル

だそうです(出典:ヤマダ電機のウェブサイト)。

415リットルで「小さい!」と感じてしまうのは、間違っていた!

自宅に持ち帰ったら巨大化したり、冷蔵庫のスペースを矮小化したり、コストコ商品には人の空間認識をねじ曲げてしまう不思議な力があるのかもしれません。




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