2019年11月22日金曜日

サンドイッチに丼にサラダに、しっとりした赤身肉が楽しめるコストコの「札幌バルナバ ローストビーフ」

先週のコストコショッピングで、通常価格から260円引きの1袋927円で購入した札幌バルナバフーズのローストビーフ。

札幌バルナバのローストビーフ

462g入っていて927円なので、100g当たり200円!通常価格でも100g256円!あまりメジャーではないポーランド産の牛肉を使っているとはいえ、こんなに安くていいのでしょうか?

もちろんコストコなら、ローストビーフ用のかたまり肉が結構安く買えるので自作すればもう少し安くできるかもしれませんが、1パック1キロ以上もあるジャンボサイズ、夫婦2人には大きすぎます。

その点、こちらのパッケージなら500g足らずと、夫婦2人で消費するにはちょうどいい分量です。しかも、自分で作る手間もなし。

これで美味しければ、もう言うことなし!さて、お味はいかに?



パッケージには、開封時にグレービーを別容器に取り分けるように指示があります。出してみるとこんな感じ。

コストコのローストビーフの切り分け

少し小さめのかたまり肉が2つ入っていました。

かたまり自体がそれほど大きくないので、写真のようにペロンと大きく切り出すのは難しそう。

切る方向をよく考えないと、チャーシューのような小さな四角いスライスになってしまう。

広い面をギシギシ切っていく必要がありそう。

と、ここで私は、「大きなペロンとしたローストビーフ」を切り出すことだけに気を取られてしまい、大事なことを忘れてしまいました。

その「大事なこと」に気付いたのは1日後。洗い物をしていて、前日に水洗いして干してあったローストビーフの袋の裏を何気なく見たところ…


ご丁寧に、切り方がイラスト入りで指南されていた!(なのに、何気なくそのイラストをハサミで切断してしまっていた…)

「肉の線維に対して2~3mmの厚さで直角に切ってください。食感が柔らかくなり、おいしく召し上がっていただけます」とのこと。

時すでに遅し。

できるだけ広い面を取ることにばかり頭が行ってしまって、肉の線維と並行に、ギシギシギシギシ切ってしまいました。

最初は包丁でトライしましたが、どうしても薄くペロンと取ることができず、最終的にはギザギザのついたパン切り包丁を使いました。

実際にトライしてみて分かったコツは、包丁を少しずつ動かすこと。

出来上がりは、まあまあペロンとしたスライスになりました。


1パックから、大きめのタッパーいっぱいのローストビーフが切り出せました。


写真で見ると、たしかに、肉の繊維が長く横に走った状態になってしまっています。

でも、間違った切り方でも、十分に美味しかった!

いかにも赤身のお肉らしい味わいなのですが、パサパサ感は全くなく、付属のグレービーをかけなくてもしっとりしています。

グレービーは、日本人にはなじみのあるしょうゆベースで、やや甘め。かたまりの中までは浸透していないので、味の調整がしやすいです。

王道のローストビーフサンドイッチにしてもよし、サラダに入れてもよし、レタスでくるっと巻いて食べてもよし、ローストビーフ丼にしてもよし!

用途が広くて、とても便利。赤身のお肉で鉄分を補給したいときにも手軽にパクッとつまめます。

切る方向を間違えなければ、もっと柔らかい食感になったはずなのに、それがなんとも残念です。

夫のローストビーフ丼には、できるだけ柔らかそうな部分をより分けて供しました。熱々の白ご飯に、しょうゆベースのグレービーがよく合います。これから購入される方は、ぜひローストビーフ丼もお試しあれ!


そして、自分の丼には、責任を取って、端っこの切り落とし部分をより分けて入れました。端っこはどうしても厚切りになってしまいます。


私は噛み応えのしっかりしたお肉も好きなので、美味しくムッシャムッシャと咀嚼していただきました。



が、悲しきかな、40代後半ともなると歯に物が挟まりやすくなっておりましてね、このローストビーフの繊維がしっかりがっちり挟まり、動かざること山の如し。

その固さたるや、おろしたての歯間ブラシがグニャッと曲がってしまったほど!

繊維に直角に切っていればこんなに固くならなかったはず。

今度は、ちゃんとパッケージの説明通りに切り出したいと思います。

100g200円という破格のお値段はそうそうないでしょうが、100g256円の通常価格でも、十分にリピしたいと思える商品でした。


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