一面に白いメレンゲが敷き詰められていて、見た目がとっても爽やか。
ちなみに、このでっかいタルトをカートに入れて店内を歩いていたら、すれ違う方が何人かチラチラっとカートを見ておられました。
写真で見ると、濃厚なクリームがこってり乗っているように見えなくもないのですが、全部メレンゲです。
このメレンゲ、結構パリパリしています。持って帰る間に、ちょっとヒビが入ってしまいました。
近くでズームアップしてみると、漆喰のように見えなくもありません。
切り分けるときにメレンゲの崩壊が進むのでは?と危惧したとおり、包丁を入れたところから、パリパリパリっとひびが広がってしまいました。
あああああ、あのツルンと美しかった表面が、砂漠のひび割れた大地のようになってしまいました。
フィリングの部分が大変柔らかいので、切り分けた後に取り出すのが結構難しいです。
せっかく美しくメレンゲでデコレーションしてあるのに、お皿に取り分けたピースはかなり無残な見た目に。写真のサイズは、12分の1カットです。
ボロボロに割れてしまいましたが、パリっフワっと口の中で溶けるメレンゲの食感が楽しい。
中は、爽やかなレモンカードと、ババロアのようなフワフワのクリームの2層になっています。
このレモンカード、かなり酸っぱい!小さいお子さんの場合、好き嫌いが分かれそうな酸っぱさです。そして、甘い!甘い!甘い!
今年食べたコストコの「キャラメル洋ナシタルト」と「アップルノルマンドクリームタルト」(過去記事:「新製品「キャラメル洋ナシタルト」は超オススメ!」「期待以上!爽やかな美味しさあふれる、アップルノルマンドクリームタルト」)は、コンポートにした果物の甘さにキャラメルの苦みが加わって甘さがほどよく抑えられ、いくらでもスルスル入っていく感じでしたが、このレモンタルトは、途中で手が止まってしまうレベルの甘さ。
苦いアイスコーヒーを流し込んで、口の中の甘さをかき消しながら何とかいただきましたが、12分の1カットはきつかった。
16分の1で十分でした。
あまり甘いのが好みでない方は、小さめのカットをオススメします。
2日目になると、当然のことながらメレンゲがかなり湿気てしまい、あの口に入れるとホロホロっと溶ける食感は完全に失われてしまいました。
おまけに、外見の崩壊が1日目よりさらに進行。こんなことなら、1日目にもっとメレンゲだけ剥がして食べておけばよかった、というぐらい。
買ってきた当日に(切り分ける前によく目で楽しんだ後に)大人数でいただくのが、一番美味しく、そして見た目も楽しみながら食べられるような気がします。
少人数家庭の場合、かなり甘くてそんなに消費できないので、メレンゲは完全にあきらめて冷凍保存が必須になります。
冷凍すると甘みが抑えられるので、半解凍にして食べればもう少しましかもしれません。
が、とにかく甘いので、ストロベリートライフルのように、ヨーグルトに混ぜてぐっちゃんぐっちゃんにして食べるとか、何か工夫しないとなかなか消費できそうにありません(過去記事:コストコの巨大ストロベリートライフル~ぐっちゃんぐっちゃんにしてアレンジ)。
夫は「美味しい」と言っていましたが、私としては、一度食べたらもう十分という感じです。
レモンの皮の苦みを加えるなどして、白砂糖の甘さ一辺倒ではない仕上がりだったら、もう少し食べやすかったような気がします。
とはいえ、見た目が涼しげで美しく、買った当日ならメレンゲの食感も楽しめるので、甘酸っぱいタルトがお好きな方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
後日追記:
冷凍したメレンゲレモンタルトを解凍してみました。分かりきっていたことですが、無事なのはレモンカードの部分だけで、ババロアとメレンゲの部分は無残に押し固められてしまいました。
おまけに、冷凍しても、甘さは一ミリたりとも、へこたれていませんでした。
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