それは、カークランドシグネチャーのチョコレートがけのドライパイナップル。
ネットで情報をキャッチして、「食べてみたいね!」と夫婦で盛り上がっていたのですが…
売り場で実物を見て、びっくり。
ち、ちいさい…
コストコサイズと思えない、パッケージの小ささ。
コストコのお菓子売り場で通常目にするパッケージは、どれもこれもビッグサイズ。大容量に慣れている身にすると、とってもちっちゃい。
コストコで売られているブルックサイドのダークチョコレートが907グラムなのに対し、こちらは400グラムちょっと。半分以下の分量です。
なのに、お値段は1,600円弱と、ブルックサイドよりも高いぐらい!
夫婦ふたりでしばし、「え………」と固まり、「どうする…」「たぶん15枚ぐらいしか入っていないんじゃない?」「1枚100円ぐらいってこと?」とひそひそ相談。
結局、購入は見送りました。
でも、何かチョコレートが欲しい。ということで、代わりに購入したのがこちらのチョコレート。
Bouchard(ブシャール)のカカオ72%のチョコレート。聞いたことのないメーカーですが、1931年創業ということで老舗メーカーのようです。
パッケージに記されている「LIVE CULTURES」は、直訳すれば「生きた培養菌」という意味。
1 Billion Live Cultures per Piece
とありますので、1個につき生きた培養菌が10億個、ということになります。
培養菌って、何の培養菌?と思ってパッケージの裏を見てみたら、
Bifidobacterium
ビフィドバクテリウム
つまり、ビフィズス菌!腸の健康によいとされる善玉菌が10億個!
さらにパッケージの説明をよく読むと、
- 通常のBouchardのミルクチョコレートに比べて、砂糖を50%カット
- 鉄と食物繊維が豊富
- 天然のカカオポリフェノールとカカオフラノボール含有
と、「こんなに体にいいんだよ~」というアピールがいっぱい。
宣伝文句の最後には「さあ、私たちのギルトフリーなチョコレートを楽しんで!」と、最近流行の「ギルトフリー」(罪悪感を感じない)なる単語まで散りばめて、ヘルシーさを前面に押し出しています。
「これ、いいかも!」と、パイナップルチョコレートの代わりに買って帰りました。
中身は、一つ一つ個包装されていて、それほど大きくありません。
ちょっとオシャレな包装。お客様に出すコーヒーのソーサーに添えてもよさげ。
緑色の帯には「PROBIOTIC」(プロバイオティック、要は「善玉菌入り」)との文字が。とことん、健康アピール(もうええっちゅうねん…)。
お味は、高カカオ特有のポソポソ感がなく、なめらかで美味しいダークチョコレートでした。後味には、ほのかにフルーティーな酸味も残ります。
お値段は500グラムで1,858円(100グラム当たり371円)。
よく考えたら、パイナップルチョコレートが400グラムで1,600円(100グラム当たり400円)なので、そんなに安くありませんでした。
しまった、「健康にいいアピール」にすっかり乗せられてしまいました(笑)
森永のビフィズス菌入りチョコレートは、Amazonでまとめ買いすると320グラム1,050円(100グラム当たり328円)なので、それより高いぐらい。何でもかんでもコストコが安い…というわけではありませんね。
森永製菓 ビフィズス菌チョコレート 食品】 40g×8袋 [機能性表示食品]
ただ、森永は原材料表記が「砂糖、植物油脂、カカオマス(以下略)」の順に並んでいて砂糖が一番多いのですが、こちらは「カカオマス、砂糖、低脂肪ココアパウダー(以下略)」となっていて、カカオの含有割合が一番多くなっています。
ここ数年、日本では「チョコレートの健康効果」を謳う商品が結構出ていますが、この「チョコレートって、実は体にいいんだよ!だから、どんどん食べて大丈夫!」という商品戦略は万国共通だと実感した商品でした。
後日追記:その後、パイナップルチョコレートも購入しましたが、お値段の割に、わが家では「激しくイマイチ」な評価に終わりました。
参考記事:誰か見間違いだと言って!あと10日も残っているのに食費が既に4万円超/コストコのパイナップルがけチョコレートに拍子抜け
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